作曲家・増本伎共子のオフィシャルホームページ

2011年6月更新しましたNEW
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私は、現代音楽の作曲家の中では、「自然体、癒やし系」ではないかと思っています。つまり、あまり世の中の趨勢(すうせい)に右顧左眄(うこさべ ん)せず、世界の流行にとらわれず、亦、いわゆる「未聴感」とかいうものにもあまり拘泥(こうでい)せず・・・かと思うと、琴線に触れれば、映画の中の バック・ミュージックだろうが、TVのコマー シャルだろうが、簡単に影響されてしまう・・といった処もあります。まあ、「無定見」と言われれば、それまでですが・・・。

私の作品は、別に「現代音楽オタク」みたいな方々のお気に召されなくとも構わない。それよりも、ごくふつうの日本のインテリなどから、「私はあまり 音楽のことは素人で判らないのですが、しかし今夜の作品は・・・」などと興奮したコメントを頂くと、とても嬉しい。だから、よく、ふつうのクラシックコン サートの中で(洋楽、邦楽とりまぜ)シューマンやバッハ、箏の組唄などにまじって演奏される作品も書いています。

私のような者のところには、よく、とんでもない組み合わせの楽器編成とか、考えたこともないような楽器との突然の出会い、などというような御依頼が 舞い込みます。そんな時、如何にもそれらの組み合わせが私がもともと意図していたものであるかのように、違和感なく仕上げるのが私の生き甲斐でもありま す。次頁に紹介してあるCD.「いろいろ、さまざま、ところどころ」も、そうした「出会い」の集積です。作品のデータは、現在「近代音楽館からの移行措置のため(楽譜のマイクロフィルム、音の資料など)ペンディング状態ですが、いずれ、新しい受け入れ先で管理される予定です。